※研究機関の発表は専門的で難しすぎるという方はこちらの記事をどうぞ

喫煙1日30本以上、急性骨髄性白血病リスク2倍に
2017/4/15 9:37
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG14HDR_V10C17A4CR0000/

たばこを1日30本以上吸っている男性は急性骨髄性白血病になるリスクが約2倍に高まる――。愛知県がんセンター研究所と国立がん研究センターの研究チームは15日までにこうした調査結果をまとめた。
研究チームは全国の40〜69歳の男女、約10万人を1990年から2012年まで平均約18年間、追跡調査した。喫煙と白血病のかかりやすさの関係を、年齢や性別、職業などが結果に影響しないように分析した。
男性で現在たばこを1日30本以上吸っているグループは急性骨髄性白血病にかかるリスクが、たばこを吸わないグループに比べて2.2倍高かった。女性は喫煙者や白血病になる患者数が少なく、はっきりしなかった。

急性骨髄性白血病の発症率は人口10万人当たり2〜3人で、高齢者になるにつれて増えるとされる。研究チームは「急性骨髄性白血病の予防に禁煙が重要だ」としている。

たばこを1日30本以上吸っている男性は急性骨髄性白血病になるリスクが約2倍に高まる――。愛知県がんセンター研究所と国立がん研究センターの研究チームは15日までにこうした調査結果をまとめた。