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中国で多発の「原因不明」肺炎、新型コロナウイルス検出
1/9(木) 12:23配信読売新聞オンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200109-00050114-yom-int

【北京=中川孝之】中国湖北省武漢市で多発している原因不明の肺炎について、
中国中央テレビは9日、複数の患者から病原体と推定される新型のコロナウイルスが検出されたと報じた。

中国政府が派遣した専門家チームが7日までに、多発する肺炎の病原体だとの初期的な判断を下した。
いずれもコロナウイルスが原因で発症する新型肺炎(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)とは、種類が異なるものだという。
中国中央テレビは、検出された新型コロナウイルスの詳細については、「さらなる科学研究が必要とされる」と伝えた。

武漢市政府の8日までの発表によると、昨年12月以降、原因不明の肺炎の発症は59人に上り、うち7人は重症となった。8日に8人が退院している。
コロナウイルスは、風邪の原因となるウイルスの一種で、せきや発熱などの症状を引き起こす。ウイルスの種類が多く、一般に人だけでなく動物も感染する。

中国を中心に2003年に流行したSARS、12年に中東で確認されたMERSなど、新型のコロナウイルスは過去にも出現し、国境を越えて感染が広がったことがある。