※GPSをつけた場合の再犯率が10分の1までに減る効果があるのです。GPSに犯罪抑止力があるのです!

この記事で、海外の状況を紹介している部分だけを引用させてもらおう。

《現在、韓国や米国の半分以上の州では、性犯罪の常習性がある仮釈放者らにGPS付きの足輪などを装着させ、行動を監視している。米国では刑期を終えた後も一生付けさせる州があるという。
(略)英国も、破壊しない限り外れない発信装置を腕や足に装着させていた。同省はこの3か国に加え、フランス、ドイツ、カナダ、スウェーデンなど、監視制度がある国に担当者を派遣し、現状や効果などを研究する》
日本でも有名なのは、韓国の事例だろう。07年に「位置追跡電子装置装着法」が成立。現在は性犯罪者犯に限らず、殺人や強盗犯にも適用が拡大されているが、いずれにしても完全防水の“GPS付き足輪”の装着を義務づけたものだ。


驚くのは、再犯率の低下だ。04年から08年まで、性暴行犯罪者の再犯率は14.1%だったのに対し、制度施行後の09年から14年までは1.7%と激減している。