・豪シドニー・モーニング・ヘラルド紙(インターネット版)が内部告発サイト、ウィキリークスから
 得た米公電として報じたシンガポール政府高官の発言の数々が物議をかもしそうな雲行きだ。

 同紙によると、発言の主はシンガポールのピーター・ホー氏、ビラハリ・コーシカン氏、
 トミー・コー氏の3氏で、いずれも外務次官、大使などを歴任した外務官僚トップ。
 発言内容は2008―2009年に米高官に語ったものという。

 トミー・コー氏(現シンガポール外務省無任所大使)は東南アジア諸国連合(ASEAN)と
 中国が関係を改善している現状について、日本を「ビッグ・ファット・ルーザー(図体のでかい
 デブの負け犬)」と批評。日本の「愚かさ、劣悪なリーダーシップ、ビジョンの欠如」がASEANでの
 地位後退を招いたと指摘した。


 http://www.newsclip.be/news/20101213_029393.html

■シンガポール初代首相 リー・クワンユー 「日本人はレイシストゆえに滅ぶ」

日本人は移民排斥で有名な民族だ。いわゆる大和民族の純血を維持することは、
日本人にとって当たり前の、根深い考えのようだ。これが原因で、外国の移民
受け入れにより出生率の問題を解決しようと、公の場で議論しようとする人がいない。
日本の一般人にせよ、政治界のエリートにとっても、これは最初から選択肢でさえないのだ。
私は日本人が示した、大和民族の純血に対する誇りを目にしたことがある。
第二次世界大戦中に、日本がシンガポールを植民地にした数年間、私は
キャセイパシフィックのビルで英文誌の編集員だった。日本軍の兵士は毎年12月8日、
そこで祝賀式典を開いていた。彼らは日本刀を振りかざし、「我々日本人は、
天照大御神の子孫だ」と口にしていた。当然ながら現在の日本人はこんな
ことを言わないだろうが、心の奥深くではこれを信じ続けており、変化が生じていないと思う。心の奥底で、このような教え(我が民族は神聖であり
、その他の民族は劣等だ)を深く信じているならば、多くのことが進めにくくなる。
例えば移民により人口の構造的な問題を解決するという常識的なプランは、
一つの選択肢になったこともなければ、口にすることのできないタブーでさえある。

http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2014-03/26/content_31910340.htm