垣お越ししてくれた人がいたよー

津田:現物を、展示すると。公立美術館で撤去されたものを、「表現の不自由展」という
 展覧会を持ってくる体にして全部展示してやろうというそういう企画で。
 おそらくみんな全然気づいてないけど、これが一番やばい企画なんですよ。おそらく、政治的に。

東:やっぱり…天皇が燃えたりしてるんですか?
津田:ああ…(笑)

東:天皇制にはどんなお考えですか?

津田:まあ天皇というのは一つタブーになって撤去されるという事例があって、
   それは広く知られているので、それはこの展覧会でもモチーフになる可能性は、あります。

東:えーっ!こんな令和でめでたい時に?

津田:令和の今だからこそ、違った意味を感じ取れるとも思うんです。

東:人々は新しい元号ですごく前向きな気持ちになってるときに、税金でそういう…やるのはどうなんですかねえ?

津田:二代前じゃん。二代前になると人々の記憶も、二代前だし、歴史上の人物かな、みたいな。そういう捉え方もね。