保守系キャスター、靖国神社集会で安倍政権を痛烈批判
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2019/09/09/antena-543/
沖縄出身の我那覇氏といえば、昨年にはジャーナリストの櫻井よしこ氏らとともに安倍晋三首相と座談会をしたほどの
“仲”である人物のはずだが、一転。午後の集会で次々と批判の言葉を並べ、それまで拍手にわいていた会場は静まり
返った。我那覇氏は、「(私たちは)国難の正体に目覚める」べきだとし、「国難の正体」は、「保守の皮をかぶり、
国を売るような人々が国の中枢を握っているということ」だとした。理由に挙げられたのはTPP、種子法廃止、
改正入管法、アイヌ新法などで、同氏は「日本解体法」だと断じた。ただ、後半二つの法については、多民族国家への
懸念、先住民族の否定という排外的論理だ。

さらに、こうした「外圧にコントロールされるがまま」の日本をつくった現与党は、党名を「日本グローバリズム党」
に変えた方がいいとした。また「日本人の精神が戦後レジームにはめこまれて」いて、安倍政権はここから脱却する
どころか、その「完成」を進めているとし、「グローバリズム化政策が進めば」「英霊の方々は、二度死ぬ」と主張。
「国難に勝利すること」を誓い演説を締めくくった。