>>589
投票が事実上義務化されてるから、逆に少数派がキャステイング・ボード握っちゃってるんですよね
しかも選挙制度がわけのわからんやつで

「世界で最も完璧に近い投票制度」オーストラリアの難解すぎる選挙
https://withnews.jp/article/f0171016001qq000000000000000W03510101qq000016047A
>投票用紙に印刷されているのは、候補者の名前と政党名の一覧です。候補者名前の左側には、空欄の四角があります。
>(略)5人が立候補したなら、有権者は「当選させたい順」に、空欄の四角に1から5までの優先順位をつけます。全員に順位をつけないと無効になってしまいます。
> 大原則は「有効投票の過半数」(この場合は32430票)を取ることです。
>まず、優先順位「1」の得票数を数えます。
>これが上の「1回目の集計」です。この時点で、過半数を取った候補者がいれば、その候補者が当選でした。
>過半数の候補がいない場合、どうするか。「1」の得票が最も少ない候補者を除外します。

・排除された候補者の投票用紙を確認
・2番目の候補にそれぞれ割り振て
・過半数を獲得する候補が出るまでこれを続ける

とまあ、こういう具合だから、とにかく選挙中は2か3に書いてもらおうと必死になる
ウリは投票義務化すれば労組とかの組織票が弱体化すると思ってたけど、これじゃ逆にポピュリスト政治を加速させる結果になるのも当然
07年に退陣したハワード首相以来、保守党連合も労働党も就任するまでは党首の指導力発揮できるんだけど
少しでも支持率低下したら(極端なこと言えば与党支持49対野党支持51でも)内紛で引き摺り下ろされるの繰り返し
そんなこんなで10年以上短命政権の連続

ただこれは逆もしかりで、あまり安全保障軽んじたらそちらからそっぽ向かれることにもなる
だからアボット首相引き摺り下ろしたターンブル政権も中国の工作発覚したら強硬路線を打ち出したし、中国名を持つラッド首相(労働党)も極端なことはできなかった
中南海も貿易戦争で金がないから、これまでのようにばんばか金使えないだろうし
首相に就任すると見られているショーテン労働党党首の発言見てると油断はできないけど