ゴーン被告に高額補償金? =総会での承認必要
時事通信 1/24(木) 23:48配信

 【パリ時事】フランスの自動車大手ルノーの会長兼最高経営責任者(CEO)を辞任した
カルロス・ゴーン被告に対し、競合他社に転職しないことを条件に最大400万ユーロ
(約4億9700万円)の補償金を支払う規定があることが明らかになった。

 仏メディアが報じた。株主総会での承認が必要なため、
実際に支給されるかは不明だが、労働組合は「信じられない」と反発している。

 補償金は、ゴーン被告が転職して企業秘密を漏らすのを防ぐことが目的だという。

 ルノーによると、ゴーン被告の2018年分の固定報酬は100万ユーロ。
成果に応じた変動分の報酬は後払いで、
仏メディアによると21年までに総額500万ユーロ支払われる予定だった。
ただ、受取時にルノーに在籍している必要があるため、
全額支払われる可能性は低いとみられている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190124-00000175-jij-eurp