ゴーン容疑者「１０億円前後に」＝虚偽記載、側近に指示−報酬隠し事件・東京地検

　巨額の役員報酬を少なく見せ掛けた疑いで逮捕された日産自動車の会長
カルロス・ゴーン容疑者（６４）＝２２日付で解任＝が、
側近の代表取締役グレッグ・ケリー容疑者（６２）＝同＝に対し、
有価証券報告書に記載する報酬額について、
１０億円前後にとどめるよう指示を出していたことが２２日、関係者への取材で分かった。

　東京地検特捜部は、ゴーン容疑者が虚偽記載を主導したとみて捜査。
日本版「司法取引」に合意した外国人執行役員らから、
ゴーン容疑者の指示が記載されたメールなどの提供を受け、裏付けを急いでいるもようだ。（2018/11/22-21:43）

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平和条約交渉、時間要する＝ロシア外務省

　【モスクワ時事】ロシア外務省のザハロワ情報局長は２２日の記者会見で、
日ロ首脳が日ソ共同宣言を基礎に平和条約締結交渉を加速させると合意したことに関し、
「長く容易ではない交渉プロセスが続いている」と述べ、交渉に時間を要するとの認識を示した。

　ザハロワ氏は交渉結果が「両国の国益を害してはならない」と強調。
日ソ共同宣言については日本が履行を拒否したと主張した。
また、日米同盟が交渉に与える影響に言及した上で
「相互信頼を強化するために今後多くの作業があるのは明らかだ」と指摘した。（2018/11/22-19:36）

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