社会保険料滞納の外国人、在留資格の取り消し検討 2018年11月9日13時51分

 外国人労働者の受け入れ拡大に向けた出入国管理法(入管法)の改正案をめぐり、
山下貴司法相は9日の衆院法務委員会で、
「悪質な社会保険料の滞納者に対しては、在留を認めないことを検討している」と述べた。
法務省は制度を所管する厚生労働省と連携し、具体的な仕組みについて検討を進める。

 山下法相は「人手不足の深刻化に対応するため、即戦力となる外国人材の受け入れが可能となる」と述べ、
改正案を今国会で成立させる意義を強調。
新制度のもとで受け入れる外国人について、法務省から厚労省など関係機関に
一定の情報を提供することで、「社会保険の加入を促進する取り組みを検討したい」との考えも示した。

ttps://www.asahi.com/articles/ASLC93RL4LC9UTIL00T.html


海自、無人攻撃機導入へ…中国艦など監視強化 2018年11月09日 15時00分

 政府は、米国製の無人攻撃機「アベンジャー」を海上自衛隊に導入する方向で検討に入った。
日本周辺で活動する中国軍の艦艇や北朝鮮の密輸取引の監視体制を強化する狙いがある。年末にまとめる
新しい「防衛計画の大綱」に無人機の活用を位置づけ、2020年代後半に運用を始めることを目指す。

 アベンジャーはジェットエンジンを搭載し、最高時速は740キロ・メートル。1回の離陸で18時間以上飛行できる。
対艦ミサイルや投下型爆弾も搭載可能とされ、有事の際、人員を危険にさらすことなく敵の艦艇などに反撃できる。
実現すれば、自衛隊として初めて本格的な無人攻撃機を導入することになる。

 海自はアベンジャーを活用して、日本周辺を航行する中国海軍の艦艇や、北朝鮮が公海上で
石油精製品などを移し替える「瀬取り」と呼ばれる密輸取引などの警戒監視を行う考えだ。(以降登録記事)

ttps://www.yomiuri.co.jp/politics/20181109-OYT1T50062.html