対パプア、米中がアピール合戦=APEC主催国にインフラ支援
11/18(日) 14:45配信 時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181118-00000027-jij-asia

今回のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を取り仕切ったパプアニューギニアは、APEC域内で最貧国の一つ。
経済覇権を争う米国、中国がインフラ投資支援などでアピール合戦を展開した。

首都ポートモレスビーにある国会議事堂の前から延びる片側3車線の「独立大通り」。建設した中国からパプアに引き渡す式典が16日に行われた。
中国の習近平国家主席は「繁栄と開放、友好を途上国との戦略的な関係に結びつける道路をさらに建設する」と語った。
パプアがお返しするかのように、習主席が宿泊するホテルの近くには、パプアのオニール首相と習主席が笑顔で握手している姿に中国語で「歓迎」と書かれたゲートもあった。

対する米国も18日、オーストラリア、日本など3カ国とパプアへの電力供給で協力すると発表。17日にはインド太平洋でのインフラ投資で日豪と協力すると公表した。