※「仕事をしてはいけない」というルールがある生活保護搾取施設が、行政の生活保護予算を膨らませてるのです。

保護費全額徴収…手元には1日500円、仕事禁止「出たくても出られない」 貧困ビジネスの悪辣
2014.10.3 14:00
https://www.sankei.com/affairs/news/141003/afr1410030006-n1.html

生活困窮者の生活保護費を食い物にする「貧困ビジネス」で得た所得から約6381万円を脱税したとして所得税法違反容疑で逮捕された和合秀典容疑者(72)。
低額宿泊施設「ユニティー出発(たびだち)」の元入居者らは2日、さいたま市内で会見を行い、「出たくても施設から出られない人がたくさんいる。
これを機に行政のメスが入ってほしい」と憤りをあらわにした。

弁護団や元入居者によると、ユニティーは路上生活者に声を掛けたり、求人広告を見て面接に訪れた生活困窮者らを入居者として集めていた。
「寝場所もあるし食事も提供される」などと誘惑し、さいたま、戸田両市などに約50カ所ある施設へ連れて行き、生活保護の申請をさせるという。

月額約12万円の保護費は毎月、職員によって全額徴収され、入居者の手に戻るのは毎日500円の小遣いなど2万円程度だった。

1回入れば出られない、うまい仕組みだった」。また、和合容疑者の運転手を務めていたという元入居者の男性(34)によると、

施設内は「仕事をしてはいけない」というルールがあり、仕事が見つかった人は退寮させられていたという。 ← ここポイント

男性は「自立の妨げをされ何もできない状況だった。やっと捕まってくれた」と話した。