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安倍首相記者会見要旨=内閣改造

 安倍晋三首相の2日の記者会見要旨は次の通り。

 【冒頭発言】
 この内閣は、それぞれのポジションで腕を磨いてきた実務型の人材を結集した。
あすの時代を切り開くための全員野球内閣だ。しっかりした政権の土台の上に、
12人の初入閣の皆さんには、これまで培ってきた経験や知見を思う存分発揮してほしい。
共に平成のその先の時代に向かって希望にあふれ誇れる日本を築き上げていきたい。

 【質疑】
 −石破派の山下貴司氏の法相起用は。
 山下氏は当選3回だが、法務行政に明るく法務政務官としても経験を積んできた。
法務行政が大きく転換しようとしている時に、若くて高い能力を有する山下氏はまさに適材だ。
総裁選で誰に投票したか考える余地はなかった。

 −憲法改正で自民党内および公明党との調整をどのように進めるか。
 (総裁選で)結果が出た以上は、さらに議論を深め、作業を加速させてほしい。
公明党との調整も、当然丁寧に説明しなければならない。
 自民党がリーダーシップを取って、次の国会で改正案提出を目指していくべきだ。
与党、野党にかかわらず幅広い合意を得られるよう努力していくべきだ。

 −女性閣僚は片山さつき氏だけだ。
 日本は女性活躍の社会がスタートしたばかりであり、これからどんどん入閣する人材を育てる。
片山氏には2人分、3人分発信力を持って仕事をしていただけると期待している。

 −拉致担当相を兼務する菅義偉官房長官にどのような役割を期待するか。
 政府・与党を貫くオールジャパンの体制を強化し、
あらゆるチャンスを逃さないという決意で、家族会の皆さまと意思疎通し、
気持ちに寄り添いながら、その責任をしっかりと果たしてもらいたい。(2018/10/02-20:57)
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