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【アジア大会/柔道】 韓国の座り込み抗議は“勘違い”濃厚…事前にルール説明あった [09/02]

「アジア大会・柔道」(1日、ジャカルタ)

東京五輪から採用される男女混合団体戦で、日本は金メダルに輝いたが、思わぬドタバタ劇もあった。
準々決勝では韓国と対戦し3勝3敗で並んだが、一本勝ち3つの日本に対し韓国は2つで、日本が勝ち
名乗りを受けた。なぜか韓国チームが抗議し、畳の上に約10分間座り込む事態に発展したが、韓国側が
大会ルールを“勘違い”していた可能性が濃厚となった。

今年改正された国際柔道連盟(IJF)のルールでは指導差による優勢勝ちがなくなり、指導3つによる反則
負けはすべて「一本」扱いとなる。

今大会は、両チームの勝ち数が並んだ場合は「一本勝ち」の多い方の勝ちというルールを採用していた。
各チームの首脳陣には、はっきりと文面化はされていなかったものの、事前に英語でアナウンスされて
いたという。

ただ、20日開幕の世界選手権(バクー)で行われる混合団体戦では「一本勝ち」か「優勢勝ち」かに関わらず、
勝利数で並んだ場合は代表戦に持ち込まれることが決まっている。

ややこしいことに、旧ルールで行われた昨年の世界選手権の場合とも異なっており、大会ごとにルール確認を
徹底する必要があった。

日本は、男子の井上康生監督、女子の増地克之監督を通じて、ジャカルタ入り前からルールを確認していた。
海老沼匡(パーク24)は「一本と技あり(優勢勝ち)では差をつけると聞いていた」と説明し、「あれは韓国の
勘違いだと思う」と話した。

勘違いを裏付けるように、日本の2勝3敗で迎えた大将戦では、一本負けだけは避けなければいけないはずの
韓国の金成民が、勝ちを確信したのか緩慢な動きで反則負けとなった。

後略
https://www.daily.co.jp/general/2018/09/01/0011600218.shtml