>>442
ハゲタカ・ジャーナルの件は実に興味深い。
昨今、日本が科学技術の分野で中国に負けている、という理由に論文数で後れをとってるというのが
あるが、ことによるとこういうことも理由の一つなのか?
自分は電気、通信、電子、材料物性の分野しか知らないけど、この分野では、
学術誌では、J. Apl.Phys.とIEEE.Trans.の各誌、学会講演会もこの両機関が主催するものが主戦場で、
他のものはここへ行くための予行みたいに思っていた。要するに、主戦場は米国だ。

だから、ただ通りやすいという理由でインチキな雑誌に投稿するというメンタリティの研究者が居るという
のは、ちょっと信じられない。誰も読まないところに投稿して何の意味があるのか?

現役時代、英国の Phil. Mag.に論文を載せるのが夢だったが、果たせなかった。企業ではそれに相応しい
テーマは無かったし、自分の能力も無かった。同誌のバックナンバーにはアイザック・ニュートンの論文も
載ってるんだが・・・・・・・