2年後のサマータイム「不可能」 IT改修に4年3000億円
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201809/CK2018090302000128.html
>立命館大の上原哲太郎教授は基調講演で「システム改修には四年は必要」として、二〇年の実施は
>「不可能だ」と指摘した。企業や自治体のコンピューターシステムの時刻設定は、自動だったり手動の
>タイプが残っていたりと複雑だからだ。時刻を設定するタイプの家電にも対応しなければならず、
>全体の改修費用は三千億円と試算。

たった3000億とは随分甘い試算に見える、どこまでの範囲で言ってるのか不明だけど。
2000年問題のときの経験だと、どのシステムの何を改修する必要があるか、を識別する作業が
そうとう大変だった。日本全体、今なら、もうそれだけで3000億近くまで行く?って感覚だけどな。
さらに、改修と動作の実証にそれを上回る金がかかる。IT業界の人件費、半端でないんだが。

しかも、プログラク、ソフトをハードに書きこんじゃってる装備だって、かなり存在する。こういうのは
ブツそのものの交換が必要だよ。こういうのは産業用機械なんかに未だ多い。

作業そのものは、地面に穴を掘ってまた埋め戻すようなもんで、何の技術開発にも資することが
無い。こんなの、本気やろうというのか?正気とは思えない。只でさえ外国に遅れ気味なIT技術の
足を引っ張る愚策だ。

ボランティア募集の話と言い、これと言い、五輪組織委の暴走は眼に余る。そういうば、木材無料供出の
話もあったな。ありゃどうなったんだ?