英エコノミスト「韓国電力、脱原発で競争力失っている」
8/7(火) 11:04配信 中央日報日本語版
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180807-00000015-cnippou-kr

英エコノミスト誌が韓国の原子力発電が国際的な競争力を失っていると分析した。脱原発など原発に対する反発に直面したという理由からだ。
代わりにロシアと中国が世界の原発市場で強者として浮上していると報道した。

ロスアトムは日本の福島原発事故で自国内の原発受注が急減した2011年から積極的に海外市場に進出した。

バングラデシュ、インド、トルコなどに進出し、すでに獲得した契約だけで33件、規模は1300億ドルに達する。
4月にロスアトムが着工したトルコ初の原発が代表的事例だ。この原発は建設費200億ドル規模で2023年に完工する予定だ。

エコノミストはロスアトムが急浮上した背景には国レベルの全幅的支持を受けているという点を挙げた。
ロシアはこれまで外交的武器として活用した天然ガスや石油より原発をさらに有用な道具と判断し政府が原発輸出を積極支援しているということだ。

マッキンゼーコンサルティングでシニアパートナーを務めるステファン・ソルジェニーツィン氏は「原子炉販売は天然ガスなど化石燃料より多くの金を稼ぐ。
核燃料供給と技術者教育、規制コンサルティングを含んだサービスを総合的に販売できるため」と説明した。