気象庁が会見 なぜ豪雨が?“バックビルディング”現象も
7/13(金) 19:02配信 TBS News i
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180713-00000097-jnn-soci

「南北2つの高気圧が梅雨前線を停滞させ、その結果、海から多量の水蒸気が流れ込んだことが大雨の主な原因」と発表しました。
こうした気象条件のなか、今月6日から7日にかけて局地的に「バックビルディング」という現象が起きていたと指摘する研究機関もあります。

「(Q.バックビルディング現象とは?)積乱雲が次々と発生して、同じ場所に大雨をもたらす現象です」(防災科学技術研究所 清水慎吾氏)

バックビルディング現象とは、湿った空気が次から次へと流れ込むことで、積乱雲が、その地点を去ったあとにも連鎖的に発生、
同じ場所に激しい雨を降らせる現象のことをいい、4年前の広島県の土砂災害や去年の九州北部豪雨でも確認されました。

「広島県がこのあたりにあるのですが、雨域のかたまりが通過し、その南側に新しい積乱雲を形成することで、バックビルディング現象が実際に起きている」(防災科学技術研究所 清水慎吾氏)