「万引き家族」がなぜパルム・ドールを受賞できたのか・・・

それは、欧州では万引き(スリ、かっぱらい等も含む)という犯罪が日常茶飯事で、
欧州人にとっては「ささいな犯罪」である、という感覚があったからではないか?

その「ささいな犯罪」を繰り返しながら生きていく姿が、欧州にはびこるロマ(昔で言うジプシー)と
ダブって見えたのかもしれない。

人道的な見地から、このような作品が受賞するというのは自然の成り行き・・・?