(朝鮮日報日本語版) 韓国大統領特補「金正恩氏は在日なので先代とは違う」
6/8(金) 9:46配信 朝鮮日報日本語版

 韓国の文正仁大統領特別補佐官(統一・外交・安全保障)は7日、
北朝鮮の金正恩労働党委員長について
「金委員長は若く、スイスで教育を受けた人物で、厳密にいえば在日朝鮮人。
そういう点から、先代とはリーダーシップに違いがある」と語った。

 文氏は7日、ソウル市小公洞のロッテホテルで開かれた「第19回光化門ラウンジ」での
講演で、「金委員長は(米国との交渉で)条件が合えば核廃棄ができると考えている」
としつつ、このような発言を行った。金委員長は母親の高英姫氏が在日朝鮮人出身
なので、白頭の血統に対するコンプレックスを持っている−という解釈は多いが、
文氏はこれに言及したのだ。

 文氏は「(北朝鮮の)パラダイム転換が見られる。金正日総書記は強盛大国、
すなわち国を強くして、それを通して隆盛した国家をつくることを追求した。
金正恩委員長は富国強兵パラダイム」と語った。

 さらに文氏は、昨年12月に米国が北朝鮮の主な核施設などに対する軍事的攻撃を
実際に推進していた、とも語った。

 文氏は「米国は昨年、軍事行動を取る用意があり、ペンタゴン(米国防総省)に
準備をさせた。昨年12月ごろにペンタゴンは、第1次のものとして11種類の
軍事オプションを全て準備したと言っており、今年3月までに(軍事的な)案を
持ってくることにしていた」
「米国は『北朝鮮の主要な核軍事施設や拠点を選別して攻撃を加えれば、
北朝鮮は手を上げて出てくるだろう。シリアのようにやりたい』と言っていた」
と伝えた。

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