米朝首脳会談、「正恩氏は土下座して懇願」ジュリアーニ氏
By Felicia Schwartz
2018 年 6 月 7 日 06:43 JST 更新

 【テルアビブ】ドナルド・トランプ米大統領の弁護士、
ルディ・ジュリアーニ氏は6日、大統領が先月、
米朝首脳会談の中止を発表したことを受けて、
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は会談開催を「土下座して懇願した」
と述べた。イスラエルで開催された投資関連会議で発言した。

 ジュリアーニ氏は、北朝鮮の当局者が米政府高官を侮辱したため、
トランプ大統領はいったんは中止を決めたと説明。
また「彼らは核戦争へと突入し、米国を打ち負かすなどと述べた」とし、
「そのため、こうした状況では首脳会談は開催しない旨を伝えた」と語った。

 トランプ大統領が中止を宣言すると、
「金正恩は 両手両膝をついて首脳会談の開催をせがんできた。
これでまさに米国にとって望ましい立場に正恩氏を追い込んだ」とし、
米国は再設定された首脳会談で、優位に交渉を運べるとの考えを示した。

 また、北朝鮮は非核化を望んでいるが、
「恐らく長すぎるくらいのスケジュールを求めている」と述べた。

 さらに、イスラエルと長年対立するパレスチナ問題についても、
北朝鮮と同様のアプローチを採るべきだと指摘。
「パレスチナ当局との間でも、まさにこうした動きが必要だ。
彼らは和平を求めるべきで、そのためにダイナミクスを変え、
圧力をかける必要がある」とした。

 パレスチナ当局者は、トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と
宣言した昨年12月以降、米政権当局者との会談を拒否している。

https://jp.wsj.com/articles/SB10086797594324143303904584270880163748324



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