税金の無駄


高円宮家の三女絢子さま(28)が会社員の守谷慧さん(32)と結婚し、皇族の身分を離れられるのに当たり、国から支給される一時金の額を決める皇室経済会議が11日午前、宮内庁で開かれ、法定上限額の1億675万円とすることが決まった。

 
 会議には議長を務める安倍晋三首相のほか、衆参両院の正副議長、財務事務次官、会計検査院長、宮内庁長官の計8人が出席した。

 皇室経済法は一時金について、「皇族であった者としての品位保持の資に充てる」と定めており、挙式後速やかに支給される。結婚式は29日、明治神宮で行われる予定。

 一時金は、2005年に結婚した天皇陛下の長女黒田清子さんに1億5250万円、14年に結婚した高円宮家の次女千家典子さんへ1億675万円と、それぞれ法定の上限額が支払われている。