タマキン党、早速瓦解ですか_____

民進にすがる希望、公約より統一会派 理念無視に参院反発「他と合流も」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180108-00000048-san-pol

 「昨年の特別国会で、やはり野党がバラバラではダメだなと痛感した…」
 希望の党の玉木雄一郎代表は7日のNHK番組でこう語り、会派結成に意欲をにじませた。出演後には、民進党との協議について「今週が
ヤマになる」との見通しを記者団に示した。

 民進党が立憲民主党、希望の党に呼びかけた統一会派構想は、立憲民主党が拒否したため、民進、希望の2党間で協議が始まった。
立憲民主党の枝野幸男代表は、7日の番組で「希望の党とは理念、政策が違う。会派を組むことは、自己否定につながる」と強調し、
呼びかけに応じない姿勢を重ねて示した。

 今後も、民進、希望の2党間で会派結成協議が進む見通しだが、両党の政策の隔たりはあまりに大きい。
 民進党が安保法制の白紙撤回を唱えているのに対し希望の党は現行法制を実質的に容認する公約を掲げて衆院選を戦った。
憲法でも希望の党は、民進党が阻止を目指す9条改正を論議の対象として明記した。
 主要政策の違いを棚上げにした連携は、衆院選の比例代表で希望に投票した1千万人近い有権者への背信に等しい。

 打算の統一会派結成にかじを切る希望執行部に対し、党内では不満もくすぶり始めている。特に、中山恭子元拉致問題担当相ら保守系が
居並ぶ参院には、左派系議員も多い参院民進党への忌避感が根強い。希望の党の松沢成文参院議員団代表は「参院希望は別の会派との
合流も考える」と語り、民進党との会派結成には参加しない可能性を示唆した。

 こうした党内の声を知ってか知らずか、玉木氏は7日の番組で、衆院選の際に「排除」したはずの立憲民主党の会派参加への期待すら
口にした。
 「われわれは寛容な改革保守だ。いろいろな考えがあることは大事だ。できるだけ野党は協力すべきだ」

 野合と数合わせの実相を「寛容」というもっともらしい表現で糊塗(こと)する姿勢は、民進党への先祖返りにほかならない。