ウリナラにしては丈夫な方だった模様

第1管区海上保安本部(小樽)は30日、津軽海峡を漂っていた北朝鮮の木造船に座礁の恐れがあるとして、北海道南部沿岸の安全な海域まで巡視船でえい
航した上で、立ち入り検査した。海保の要請を受けた北海道警の捜査員も立ち会った。
 1管や道警によると、乗員は北朝鮮籍の男性10人で、いずれもけがはなく、帰国を希望している。
「上陸しないと死ぬ」
 乗員らは「出漁中だった約1カ月前に船のかじが故障し、漂流していた」と説明。荒天のため北海道松前町沖の無人島、
松前小島に一時避難したといい「流されてきて島を見つけた。上陸しないと死ぬと思った」と話している。船内から武器などの危険物は見つかっていない。 
1管は12月1日も検査を続け、乗員や船の扱いを関係機関と協議する。
 1管の航空機などが28日に松前小島の避難港近くで人影や船を確認し、29日午前には船が松前町沖を漂っているのを見つけた。その後、津軽海峡を東に流され、青森県大間町沖で座礁する恐れがあったため、
巡視船が30日、北海道知内町沖約6キロの海上までえい航した。
http://www.sankei.com/photo/daily/news/171130/dly1711300018-n1.html