まさえたんもそろそろ呆れ果てている模様

昨日のアップ「熊本市議会「子連れ出席」に関する補助線@「母子分離」」に対して、
思いもがけずたくさんの方々からメッセージをいただいた。
その中で、今、日本の子育て支援の課題の中に、「『働きたいけど預けられない問題』に加えて、『預けたくない問題』というのがある、というご指摘には唸るものがあった。
社会が多様化する中で、いろんな選択肢を確保して行くというのはこれまで言って来た通り、とても大事なことだと思う。
子育てだけでなく、社会参加しようと思う人々を阻害する全ての要因を取り除くべく、努力をしなければならない。
しかし、今回の騒動でどうにも違和感を持つのが、
当初は「預けたくない問題」ではなくて、「預けられない問題」としての発信だった、という点にある。マスコミも含めて、である。
だからこそ、急速にこの問題が広がったとも言える。
「母子分離」についても多数のご意見が寄せられた。
これについては、この件とは別に議論して行きたいと思っている。
http://idomasae.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-5ed3.html
昨日のエントリーではまだ同情的だったのに__________

少なくとも、本会議場は母と一緒としても子育ての最適環境ではない。15分以上は。
緒方議員については、個人を存じ上げないので、報道ベースとなるが、妊娠時、出産後も体調が悪く、議会には出席しておらず、今回から復帰ということだったらしい。
産後体調が悪いというのはどれほどつらいことだろう。お見舞い申し上げたい。
今後の議会も採決には出る、と記事では書いているが、他に関してはは出席が叶わないかもしれないという
残念な思いや焦りもあるだろう。責任感を持った議員ならば当然である。
体調が悪ければ、本当はお子さんの面倒をしっかりみてくれる、安心できる育児のパートナーを
見つけられたら、ゆっくり休めて回復も早くなるだろうと思う。しかし、職業人として十分に職務が果たせていないと思うと、
逆に子育てだけでもしっかりやらねばと思ってしまうというのはままあることだ。
特に母乳育児をしている場合はその思いも強くなる。
前述の松田道雄氏の言葉ではないが、子どもと常に一緒にいないと「母子分離」が起って、子どもの育ちに影響があるのではないかと不安に思うこともあろう。
http://idomasae.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-6bdc.html