【ジャカルタ時事】新型コロナウイルスへの感染者が今月初めて確認されたインドネシアで、日本人が入店や乗車を拒否される例が出ていることが分かった。

 テラワン保健相が「感染源は日本人」と決め付けた上、日本で感染者数が増え続けているため、一部で日本人が過剰に危険視されている可能性がある。


 商工会議所と日本人会を併せ持つ「ジャカルタ・ジャパン・クラブ(JJC)」によると、こうした例の報告が2日以降相次いだ。日本人がレストラン入店や配車サービス利用を断られた例の他、「スーパーで冷たい視線を浴びる」
「陰口を言われる」といった相談が多数寄せられている。