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「農産物輸出」成長戦略の大噓
ttps://www.sentaku.co.jp/articles/view/17375

安倍農政改革が招く「食卓格差」
牛豚のエサ以下のコメを食う国民
ttps://www.sentaku.co.jp/articles/view/17529
 …(略)…
 しかし、問題なのは、安倍政権がこの政策のメリットとデメリットをろくに議論もせず、コメを含む全ての農産物に「ビジネス化」
を強要し、農業や地域を「守り育てる」という視点がまったくない点だ。
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畜産物では既にこの傾向が顕著だ。国産の和牛を消費できるのは内外の富裕層だけで、普通の人は安い輸入牛肉を食べている。
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奥原次官が壊す「食料安全保障」
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 このような安倍政権の農政が続けば、コメの消費パターンは、値段の高い高級ブランド米と、安い業務用米に二極化していく。
業務用米の中には、多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)で約束して政府が輸入しているコメの一部も含まれる。米国から押し売り
され、カビで汚染された事件も起こしたMA(ミニマムアクセス)米だ。
 国民はほとんど知らされていないだけで、家畜がコシヒカリを食べ、人間がMA米を食べるという本末転倒が、すでに起きている。
外食や中食のご飯は、「当店は100%〇〇産米使用」などの表記がない限り、複数の品種がブレンドされた業務用米とみてよい。
気が付かないで食べているだけだ。
「ミスター机上論」の奥原次官率いる縮小均衡農政の「効果」は、すでに統計でも表れている。低下しているのはカロリーベースの自給率
だけではない。潜在的な生産力を示す「食料自給力指標」は、農水省が試算を始めて以来7年連続して低下、特に安倍農政が本格化した
この3年の低下が著しい。