自民党の二階幹事長は読売新聞のインタビューに応じ、党総裁任期を「連続2期6年」までとしている党則を改正し、
連続3期9年まで可能とする方向で党内調整に入る意向を示した。

総裁任期を巡っては、2018年9月に満了を迎える安倍首相の任期延長論が党内で出ている。

二階氏は「これまで総理1年交代のような短命政権がずっと続いた。安倍内閣は久々の長期政権として安定的に推移している。
ここで任期を区切るより、政治には安定が大事ではないか」と述べ、任期延長論に理解を示した。

さらに、「財政問題など腰を据えてやらないとならない課題があるので政権は安定しているのがいい。
安倍総裁だけの問題でなく、安定政権を持続していくためには、こうした準備はしておいていい」と指摘した。
安倍首相に限った特例措置ではなく、今後の政権でも適用できる制度変更を念頭に置いたものだ。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160819-OYT1T50043.html