僕≠ェはじめて吸血鬼にあったのは小学生の時。
親戚のお姉さんは家族たちに隠れて男とあっていた。
色白で黒い服を身につけた男で、昼間は現れず日が暮れると現れる。
男とあっ後のお姉さんの首筋に赤い噛まれたような後がある事に気づく。
吸血鬼だと確信する僕。
ある日、お姉さんは夕食に出されたにんにくをつかった料理を嫌がった。
僕は昼間に男が室内で寝ているうちに、心臓に杭を打ち殺した。
お姉さんの吸血鬼化を止めるために。

お姉さんの首筋の跡は男にキスされただけで、
男が暗くなってから現れるのはお姉さんとは人目を忍ぶ仲だからで、
そんでもってお姉さんがニンニク料理を嫌ったのはつわりのためとも解釈できる。
男が本当に吸血鬼だったという可能性もあるが、そうじゃなかったら後味悪い。
しかもはじめて°z血鬼に会ったという事は、その後も
お姉さんに近寄る男を吸血鬼扱いして殺してるのかもとも想像できる