草なぎ剛が本格時代劇映画『碁盤斬り』で、娘のために仇討ちを誓う浪人役に。監督は『孤狼の血』の白石和彌
脚本は『日本沈没』『凪待ち』の加藤正人。落語『柳田格之進』をベースに
草なぎ剛 「婦人公論.jp」編集部
https://fujinkoron.jp/articles/-/7876

2023年3月、草なぎ剛主演、白石和彌監督による、
本格時代劇映画『碁盤斬り』(ごばんぎり)の製作が発表された。
『孤狼の血』で第42回日本アカデミー賞優秀監督賞受賞、
『彼女がその名を知らない鳥たち』で第60回ブルーリボン賞監督賞受賞など、
映画界で高い評価を受けてきた白石監督。自身初の時代劇の主役にと熱望したのが草なぎ剛だという。
脚本は『日本沈没』で草なぎと、香取慎吾主演の『凪待ち』では白石とタックを組んだ加藤正人。
古典落語をベースに武士の誇りと親子の情愛をオリジナル脚本で描く。
草なぎが演じるのは、謂れのない嫌疑をかけられ藩を離れ、
亡き妻の忘れ形見の娘とともに貧乏長屋で暮らす、浪人・柳田格之進。
落ちぶれても武士の誇りを捨てず、実直に暮らしていた格之進だが、
ある真実を知り娘のために命を賭けた仇討ちを誓う。
『碁盤斬り』は、囲碁を巡る人情話として根強い人気のある『柳田格之進』という落語を元にした物語。
「この脚本は、監督とプロデューサーと話し合い、3年半にわたって改訂を重ねて練り上げた。
必ずやいい作品になると信じている。」と加藤さんは語る。
本作品は2024年全国ロードショーを予定。これから京都、関西近郊を中心に撮影が始まるという。