セシル
「どうする?お前が俺の女になれば
 可愛い部下の命を助けてやれるんだぜ」
アリア
「卑怯な勇者……」
セシル
「卑怯か。何とでも言え。これは交渉だよ
 まあ、どうするかはお前が決めろ
 俺は別にお前の体だけが目当てじゃねえし
 お前の事、全部、俺のものにしたいんだって」
アリア
「私の部下を傷つけないで」
セシル
「傷つけたくねえなら俺と結婚しろよ」
アリア
「……結婚」
セシル
「魔王を妻にする勇者ってスゴイだろ?」