ぴー「さあ、今日もパトロールに出かけなきゃ。」

そう呟き、パンツ一枚にコンビニのビニール袋に覗き穴を開けただけのマスクを被っただけという出で立ちになるぴー。
正義のヒーロー「ぴーキング」。ぴーのもう一つの名前である。彼は時としてぴーキングに変身し、林森北路を見守る為、夜回りへと出かけるのであった。
ただし、目の前で何かがあっても決して解決をしようとはしない。あくまで「夜の林森北路を見守る(自称)正義のヒーロー」だからだ。
無論、何の役にも立たないどころか格好だけ見れば100%不審人物である為、そう遠くない日に警局にパニッシュメントされる事は間違いないだろう。

さて、ありがた迷惑な正義のヒーロー(笑)は今日も林森北路の平和と風紀を乱す、もとい見守る為、外へとくり出す。
出動してから100mも歩かないうちに息が荒くなるぴー。正義のヒーローが夜の街を行く、と言うシチュエーションに己のナルシズムが
刺激されたのであろう。正義の心はどこへやら、たちまちに性技の心に支配されるぴー。無理もない。ぴーはヒーローではなく変態なのだから。

ぴー「ちょっとだけなら・・・・・いいよね?」

誰に尋ねたか、道端でパンツを脱ぐぴー。その刹那、露わとなった3cmのペニスを扱きだすその一連の動作には何の迷いもない。本格的に犯罪者である。

ぴー「乳首を弄るとイクっっ。ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

背徳感溢れる野外オナニーの興奮を表すかのようなぴーの絶叫が夜の闇へと消える。程なくして発射されるぴーの精液。
ちょっとどころではない。全部やってしまったぴー。射精の余韻にしばし浸った後、ぴーはさっさと旅社に戻り、パトロールを終了した。

帰る途中で酔った日本人がレイプされているのを見かけたが、見て見ぬフリをするぴー。あくまで己の使命は林森北路の街を見守る事だから
その本文には逸れていないとし、「今日も林森北路は物騒だなぁ。」と最近頓に乱れる林森北路の風紀を憂い、心を痛めるのであった。

クレイジーギラぴー。自分もまた林森北路の風紀を乱す存在である事をこれまでも、そしてこれからも自覚する事はない。