機動救難士に救難服を授与11/14 20:41nhk
境港市の海上保安庁の航空基地にことし4月に配属された新任の機動救難士にオレンジ色の機動救難服が授与され、出動に備えて初めての訓練に臨みました。
機動救難服を授与されたのは巡視船勤務などを経てことし4月に境港市の第八管区海上保安本部美保航空基地に配属された木村遼太さん(27)です。
木村さんはおよそ半年間の研修を終え、きょう高橋邦彰基地長からオレンジ色の機動救難服を受け取りました。
このあと木村さんはさっそく新しい救難服に着替えて初めての訓練に臨み、ヘリコプターからロープで降下して負傷者に見立てた隊員をつり上げたり、人形を担架に乗せて機内に運び込んだりする手順を確認していました。
美保航空基地には木村さんを含めて9人の機動救難士が配属され、船舶事故などの救助活動にあたっています。
訓練を終えた木村さんは「初めてオレンジ色の服を着て身が引き締まる思いと使命感でいっぱいです。
1人でも多くの人を救えるよう先輩の隊員と切磋琢磨して頑張っていきたい」と話していました。