首都圏のマンション取引で中古物件が主役となっている。中古の成約件数は新築の供給戸数を2018年まで3年連続で上回った。長く新築が中心だった市場に起きた変化の背景を探ると、首都圏の土地の供給事情と買い手の意識が変わってきたことが浮かび上がる。(小川和広)

都内に住む30代の男性は今年初めに日本橋周辺の中古マンションを手放した。買い手が現れるまでには時間がかかるだろうと思っていたが、すぐに見つかり、…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49279270R00C19A9NN1000/