タバコの「ニコチン」が引き起こす「心血管疾患」の負担が明らかに。欧州心臓病学会の見解から

　タバコ製品に含まれるニコチンには中毒性があり、タバコを止められなくなるのはそのせいだ。
　ニコチンの害悪についてこれまで見落とされがちだったが、欧州心臓病学会が出した見解によれば、ニコチンによる脳卒中、心不全、心筋梗塞、突然死などの心血管疾患は患者や家族のみならず、社会や経済にも大きな悪影響をおよぼしていると警告している（※1）。

■欧州心臓病学会の警鐘とは

　まず最初に、欧州心臓病学会が出した見解について説明する。
　内容は大きく二つに分かれ、ニコチンを含むタバコ製品による病気、医療負担などのパート、そしてニコチンを含むタバコ製品をどう規制するか政策提言のパートによって構成されている。

（以下略、続きはソースでご確認ください）

石田雅彦　科学ジャーナリスト　12/23(火) 12:36
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c432e3c93528d16b28e9ba45a39439fa2925c54c