>>15-17
現在、再生エネルギーと言われるものの多くはエネルギー供給量が不安定で
多過ぎる時期と不足する時期のギャップが大き過ぎる

そこで過剰生産された時期のエネルギーでアンモニアを作り
エネルギーが生産されない時期は出来たアンモニアを日本初の
タービン直前温度1800℃ガスタービンで燃やして発電して
そのエネルギーギャップを埋め、家庭や産業界に
安定したエネルギーを供給しよう、というアイディアである

これをソーシャル・バッテリーなんて呼び方をしても良いのだろうが
そういう言い方は誰もしていないw

水素でいいじゃんという人が多い
だが、水素だと分子が小さいのでガスを保存しにくく
悪臭で還元性で危険と言われがちなアンモニアの方が水素よりずっと扱いやすいとの事

将来ナトリウム全固体二次電池が安価に作られるようになれば、アンモニアを燃料とするアイディアは
意味が無くなる

また「揚水発電をもっと増やせ!」「揚コンクリート重力蓄電にしろ!」「砂・レンガ加熱・発電サイクルにしろ!」
「マグネシウム酸化還元発電にしろ!」などなど、様々なアイディアが出ている

しかし日本の現在の水力発電所全てに揚水発電を付けたところで
日本の電力需要の2割未満の増加にしかならない、という話であり
更に水力発電施設を作りまくる事で大規模な環境破壊反対運動が起こる可能性まで懸念される
揚コンクリート重力蓄電も地震の多い日本ではリスクが大きいと言われがちである

アンモニアの欠点は、余剰重力からの変換効率が小さい事である
現在、アンモニアを効率よく生成させる触媒が出来て100年以上前のハーバー・ボッシュ法を大幅に超えるのは
確実なんだ!と報道されているが、大した効率upにはなってないともいう