「夫は子育ての戦友」東工大教授の女性細胞生物学者60歳が開けた風穴 妻のほうが教授の夫婦帯同雇用
第4回 細胞生物学者 粂昭苑さん(60)
科学に魅せられて~女性研究者に聞く仕事と人生

筆者:高橋真理子

 山中伸弥教授(京都大学)が開発したiPS細胞を使って糖尿病患者を救う治療法をつくりだそうとしているのが、東京工業大学大学院生命理工学院教授の粂昭苑さんだ。
 患者に必要なのはインスリン、それを分泌する膵臓の細胞を実験室で効率よくつくるにはどうすればいいか。
 昭苑さんは、その研究を長年続けてきた。
 夫の和彦さんは名古屋市立大学大学院薬学研究科教授。
 実は、2002年に前職の熊本大学発生医学研究センターの教授に就任したとき、和彦さんは同センターの助教授(現在は准教授と呼ぶ)に採用された。
 同じ研究室で妻が教授で夫が助教授というケースは、日本初ではなかっただろうか。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

dot.asahi.com 2023/02/21 17:00
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