>>41, 夢 ・ イメージ ・ 意識の生成は物質過程か

人間の思考や意志行為は、かなりの自由裁量という “ 多くの選択可能性 “ を伴っていると考えられる。
これは明らかに、人間の思考から生じるイメージ ・ 想像性によって可能になると思える。
このイメージ生成は、人工知能にいかなる指令言語と機械構造を与えても不可能であると思われる。

それはこのイメージ生成がマクロな物質過程では無いと思われるからだ。 生物であれ人工知能であれ、
今現在より以上の最善な存在状態を自分自身で獲得するには、“ 自分自身を客観視できる能力 “ が必至で
あると思われるが、恐らくこれは脳の領域を超えた “ 非局所作用 “ であり人工知能の限界を一言で表す。

人工知能はなぜ自律性の兆候すら出現しないのか

外界の直接認識にはイメージは含まれない。 ここにパズルの知恵の輪があり、それを解く課題が与えられた。
解答者は試行錯誤を繰り返しながら知恵の輪の形状を “ 想像イメージで変形 “ させて要点を探す。
この “ 想像イメージによる変形 “ は非現実であり仮想現実である。 これは人工知能にはできない。

人工知能に形状変形のプログラムを与えても、そこから出力された変形像は出力計算の結果であり、
それは人間のイメージのような変幻自在の柔軟性は無く、それこそが自由意志の根源だと思われるが、
イメージ生成や客観視は非現実であり、その非現実を構成しているのは恐らくミクロ成分と思われる。

しかしそれなら人工知能も素材は原子分子で構成されるから、自然のミクロ域と連動してイメージ生成は可能、
との指摘があるだろう。 ただ人工知能の素材は人工物であって、人間の生物的脳構造とは大きな差異があり、
しかしそれ以上に脳は、人間の脳構造と成るように自然が産出し構成した要因が含まれているのかも知れない。

上記した意味は、人間の脳構造だけではなく生物を構成する微細な原子分子は、単なる物質の小片ではなく
その微細域には、その構成と成るような “ 自然全体の生成参加 “ が含まれている可能性がある。
であれば人工知能のような人工的自律性の製造は、宇宙の創造から始める必要があるのかも知れない。
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