秋田市の千秋公園内にある佐竹史料館に、
秋田藩4代藩主・佐竹義格(よしただ)の甲冑(かっちゅう)が寄贈され、
30日からの常設展「武具と甲冑展」で公開される。

同館に藩主の甲冑が寄贈されるのは1996年の初代藩主・義宣のもの以来21年ぶり。
同館が所蔵する藩主の甲冑は五つ目となり、
展示では3代義処(よしずみ)、5代義峯(よしみね)の甲冑を合わせた三つが並ぶ。

義格の甲冑「丸龍文蒔絵紺糸縅二枚胴具足(まるりゅうもんまきえこんいとおどしにまいどうぐそく)」については
昨年、秋田市で建築会社会長を務める長谷川駒造さん(85)から寄贈の申し出があった。
同館が、佐竹家の武具についてまとめた古文書「御甲冑」を参考に調べたところ、
特徴が合致していたことから本物と確認し今年7月に譲り受けた。

写真:4代藩主・佐竹義格の甲冑「丸龍文蒔絵紺糸縅二枚胴具足」
http://www.sakigake.jp/images/news-entry/20170929ak0025_01_l.jpg

以下ソース:秋田魁新報
http://www.sakigake.jp/news/article/20170929AK0025/