速報 (すこし書き足しました)

▼さきほど、今週、実に5回目の法務部会 ( 部会は、自由民主党の根っこを支える制度のひとつ。法案を国会に出す前に、第一段階として各専門分野の部会で自由に議論する ) が終わりました。
 通常1時間で終わる部会が、じっくり2時間半近くをかけて議論されました。

 その結果、外国人労働者の受け入れ拡大を図る入管法改正案は、とりあえず了承が見送られました。
 本来、この部会のスケジュールの組み方、そしてこの臨時国会で成立させ4月1日から施行しようとする政府の姿勢からすれば、今日の部会で了承を取り付けることになっていたのは間違いありません。
 それが見送られたのは、党内で反対論・慎重論が高まってきたのを受けて、部会長をはじめとする良識が働いたと言えます。

 きょうの部会の最後に「法改正後に新しい制度を始めるときは、党の意見をしっかり聴きなさい」という趣旨の決議案が出されました。
 しかし不肖ぼくは、本日の部会で改正案の修正を四点、具体的に提案していましたから、「法改正案が原案のまま成立することを前提にしている決議案には賛成できない」と発言しました。
 他の議員にも慎重論が多かったので、この決議案も見送られました。

 ただし、前のエントリーでも書いたように、事態が良くなったとはとても言えません。
 月曜に部会がまた開かれます。

▼部会のあと、オールドメディアがどっとぼくを囲んで、テレビカメラを含む取材となりました。
 オールドメディアにどんな問題があっても常に、取材には丁寧に答えます。
 今日も当然、誠意を尽くして話しました。質問にはすべて答えました。記者出身者としても、国会議員としても、当然の責務です。
 日本国民と外国人労働者の双方の権利と幸福をよく考えての反対であり、その理由を具体的に話したわけです。法務部会のヒヤリングで、業界から出たご意見もきちんと話しました。
 しかし実際の放送や新聞記事では「反対」と言ったところだけを切り取って使われることも、おそらく起きるでしょう。
 党内でのぼくの立場は悪くなるでしょう。さらに悪くなるでしょう。
 無派閥ですから、派閥に守られることもありません。実はすでに無派閥であることの不利益は受けています。そのうえで、おのれで決めて無派閥でいることから生じる当たり前のこととして受容しています。

 どんな不利益があろうと、反対をむにゃむにゃ誤魔化すことなど、日本国民と世界への責任として、致しませぬ。