AIに意識を宿すには「正しいコード」だけでは足りないかもしれない

 エストニアのタルトゥ大学(タルトゥ大)などで行われたレビュー論文により、AIに人間のような意識を宿すには「正しいコード(プログラム)」だけでは足りないかもしれない、という見方が示されました。

 私たちはつい、AIを大きくして計算量を増やせば、そのうち意識も芽生えると想像します。

 しかし研究者らは、脳の計算は「意識のソフト」や「意識のハード」をきれいに切り分けられるデジタル計算とは性質が違い、計算が動く“素材”そのもの(神経細胞、電気の広がり、イオンの動き、エネルギー制約など)と一体になっている可能性がある、と述べています。

 研究内容の詳細は2025年12月17日にオンライン先行公開され、2026年2月号の『Neuroscience & Biobehavioral Reviews』に収録される予定です。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2025.12.26 19:00:53
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/189938