欧米で感染拡大する「スーパーインフルエンザ」とは?
米国と英国で記録的な流行を引き起こしている「スーパーインフルエンザ」。その正体は、インフルエンザA型H3N2の新たな変異株であるサブクレードKだ。既存のワクチンでは十分な効果を得られにくいとされるが、実態はいかなるものか。

 2024年秋から25年にかけて、米国と英国を中心にインフルエンザの感染拡大が深刻化している。
 米疾病予防管理センター(CDC)は2024-25シーズンを2017-18年以来の高重症度シーズンと位置づけており、英国でも2003-04年以来で最も早期に流行が始まった。

 こうしたなか、一部のメディアが「スーパーインフルエンザ(Super Flu)」という呼称を使い始めた。
 しかし、この言葉は正式な医学用語ではない。
 その正体は、インフルエンザA型H3N2の新たな変異株「サブクレードK(K亜系統)」である。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

Wired 2025.12.16
https://wired.jp/article/super-flu-h3n2-subclade-k-outbreak-2025/