黙読中に脳内に響く「内なる声の正体」がみえてきた

 ドイツのベルリン自由大学(ベルリン自由大学/Freie Universität Berlin)で行われた研究によって、私たちが声を出さずに文章を読む「黙読」の最中、脳は文字をただ目で追うだけではなく、単語の「音の特徴」に結びつく反応まで立ち上げている可能性が示されました。

 また興味深いことに、この反応は録音した音の波形をそのまま反映したものというより、音の特徴を要約した「音の設計図」のような形で現れていました。

 しかし黙読中に脳内で流れているのが「音の設計図」ならば、なぜ意識の上で本物の声のようなものが聞こえるのでしょうか?

 研究内容の詳細は2025年12月14日に『bioRxiv』に掲載されました。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2025.12.15 22:00:16
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/189348