1万2千年前の人骨に矢で撃たれたこん跡か、狩猟採集民同士が争ったことを示す最古の事例の可能性

(CNN) ベトナムで最近、氷河期の終わりから約1万2000年前にかけての時期に、矢のようなもので首を撃ち抜かれ、やがて死に至ったとみられる男性の骨が発掘された。
 この地域で発見されたミトコンドリアDNAを含む人骨としては最古の例。
 男性は35歳前後だったとみられ、損傷した骨の近くに矢じりのかけらのような石英片が見つかった。

 男性には首の骨から横に突き出た頚肋(けいろく)という骨があり、その骨に損傷を負っていたが、組織が修復した跡と、感染症にかかった跡がみられた。
 負傷時に即死したのではなく、その後の感染症が命取りになったと考えられる。
 この研究結果は先週、英国王立協会紀要(PRSB)に報告された。
 男性は負傷しながらも数カ月間生き続けた可能性がある。
 遺体はユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産「チャンアンの景観複合体」の「トゥンビン1洞窟」に埋葬されていた。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

CNN 2025.09.02
https://www.cnn.co.jp/fringe/35237457.html