>>57
>>58

その例え方は直感をつかむには悪くないんだけど、さっきから書いてるように、古典的な共通原因相関の話にとどまっちゃうんだってば。

3D物体を回せば、2次元に投影しらた3つの図のかたちが同時に変わるのは当然。でもそれはあらかじめ同じ元(共通原因)を共有しているからで、ベルの不等式を破るような量子もつれ特有の相関は説明できない。

量子もつれの話の肝は、遠くで測っても、古典の限界(ベル)を超える相関が出ることなんだよ。

だからホログラフィック原理ってのがある。

高次元のひとつの状態が、低次元の多数の自由度に符号化される(=写像が複数点に「同時に」現れる)という構図は、まさにホログラフィー/量子誤り訂正的な直観に近い。

これなら「同時に変わる」という現象を、
・超光速による伝達を意味することにならない(1つの状態が多点に冗長エンコードされているだけ)
かつ
・強い相関は「エンコードの構造(絡み合い)」として説明できる(ER=EPR的な絵)

「3点が同時にがらっと変わる→量子もつれ」というのはやっぱり安直すぎる見方で、「高次元の一体性が低次元にばら撒かれて見える」というホログラフィックな絵として翻訳するかのように見立てて、「ベルの条件(局所実在+自由選択では再現不能)」を通して語るのがヨシ。