>散弾銃的な発想

これこそが、アメリカの徘徊型弾薬コヨーテやロードランナーMで
空中に長時間滞空しドローンに対して、エジェクターから散弾を打ち出し、
ドローンのスウォーム攻撃にも対処できる

ロードランナーM(VTOL)は、ドローンとの交戦が予測されると自動で飛び立ち、
脅威が予測される空域に自律判断して飛翔し、交戦しなかった場合(燃料や弾薬が切れる場合も)帰投する能力も持つ

米海軍はロードランナー(at-SEA)Mと呼称するらしいが、実際に空母打撃群護衛の
アーレイバーク級駆逐艦などに優先して搭載している

米陸軍が攻撃ヘリAH−64E(米陸軍はDは廃止するが、700機のEは継続調達だ)と組み合わせる
徘徊型弾薬レッドウルフも同じだが、こっちは2ケタ以上の時間(10数時間)、進出距離は300キロ近く
移動の際は亜音速飛翔が可能らしい

ともかくも、ドローン迎撃には電磁波攻撃やレーザーは現実的でなく、見向きもされていないという事実は
隠しようがなく、「ドローン台頭で攻撃ヘリが無用になった」というのも間違いだったということは良く覚えておく必要があるだろう

GIGAZINEなどでレーザーやレールガンが紹介されると「これが正解だろwww」「各国もレーザーやんw」
「やっぱりニッポンは正しかったwww」と、うれしくて飛びつくネラーが多いのは判るが、ネラーには決定的な間違いもまた多いのだ