エネルギーが保存するというのは、理論から出てくるもの
じゃなくて、あくまでも実験による観測から導かれる経験則
にすぎない。それに合わせてラグランジュアンなりハミルト
ニアンと力学方程式を作ると、その方程式はエネルギー保存
を満たすから、矛盾が無いという形でもって理論が選別され
篩にかけられたものが現在正しいと信じられているのに
過ぎない。左右反転対称性を満たす理論式からでは
左右反転対称性を満たす解しか得られないが、実験で
左右反転性が破れていることが観測されたなら、
左右反転対称性を持たない理論式が新たに提唱される。
それが現象を説明するものとしての物理学。
先に数式があってそれに従って現象が起きているの
ではなくて、数式は開くまでも現象のモデル、説明や
理解のための道具であり、将来改訂される可能性を常に
秘めている。