2025年6月27日 17時28分

今月23日、北九州市の小学校でプールの授業に参加した25人の児童が手に湿疹などの症状を訴えて搬送されたことについて、北九州市教育委員会は、湿疹はプールサイドに敷かれた凹凸のあるプラスチック製のマットに児童が手をついた際の圧迫痕の可能性が高いと発表しました。

今月23日、北九州市小倉南区の高蔵小学校で、プールの授業に参加した5年生と6年生あわせて46人のうち25人が体調不良を訴えて病院に搬送されました。

22人には手の湿疹やしびれが見られたほか、3人には腹痛の症状が出ていました。

市の教育委員会はこれまでにプールの水質や塩素濃度に異常はなかったと説明していて、27日は詳しい調査結果を明らかにしました。

それによりますと、プールサイドには滑り止めとして凹凸のあるプラスチック製のマットが敷かれ、児童の湿疹はこれに手をついた際の圧迫痕だった可能性が高いということです。

児童の手に現れた湿疹は病院での検査や診察の結果、医学的な異常は見られず、当日の夕方までには全員、症状が消えていたということです。

一方、腹痛についてはプールの水で体が冷えて腹痛を訴えるケースがあり、今回もこうした可能性が高いとみています。

北九州市教育委員会は「手の湿疹とマットの形状が一致するので、圧迫痕の可能性が高いと思っている。こうした事案が起きたので水質管理は万全にして不安に思う子どもの心情にも配慮していきたい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250627/k10014846451000.html