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2018.11.11
樹液を触ると、やけどを発症 謎の植物「ジャイアント・ホグウィード」の恐るべき被害

ジャイアント・ホグウィードは、西アジアのコーカサス山脈が原産で、
鑑賞用の植物として、19世紀の終わりころに西ヨーロッパに、20世紀初頭にアメリカ合衆国に持ち込まれました。

ジャイアント・ホグウィードは、丈が非常に高く成長し、複葉の幅は1.5メートルまで伸びます。
白い頭状花は、幅75センチメートルにも及びます。非常にインパクトのある外見だといえましょう。

ジャイアント・ホグウィードは、庭園の外にすぐさま抜け出して野生化し、川岸や道端で多く見られるようになりました。
現在では、ヨーロッパ、カナダ南部、アメリカ合衆国に定着しています。
とくに広く分布が見られるのは、ニューヨーク州ですが、他の多くの州でも見られ、
遠く降雨量の多いワシントン州でも、その姿を見ることができます。

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甚大な被害を画像で解説
このDNAのダメージは、由来が何であれ、植物性光線皮膚炎という症状です。
植物学では「phyto」、光学的には「photo」、皮膚の疾患としては皮膚炎とされるものです。

皮膚は光に反応して炎症を起こしたり、重度の水腫れややけどを引き起こし、傷跡は何か月も残ります。
また、黒い斑点が残ります。

これは、皮膚が光によって引き起こされたダメージを、メラニンという色素を生成して光を吸収することによって、修復しようとするためです。
当初に受けたやけどが治癒した後も、いったん樹液が付いた皮膚は、数年に渡り日光に敏感になってしまいます。