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>>人間の被験者を対象に実施したテストでは、点滅する赤外線によるモールス信号を読み取ったり、赤外線の光源の方向を感知したり、色で波長を識別したりできることが実証された。一方で、コンタクトレンズは網膜に近過ぎることから、変換された光の散乱によって微細な空間情報の再構成に限界が生じるという課題も見つかった。
>>この問題を克服するために、研究チームはフィルム状にしたUCNPsを3枚のレンズに組み込んだ眼鏡型の補助装置も開発した。この装置を使うことで、視野1度あたり約65回の明暗変化を識別できるようになったという。これは人間の眼に備わった高精細な視覚性能に相当する。実際、これらを装着した被験者は、異なる赤外線波長と点滅パターンを組み合わせて構築した単語や文章を正確に読み取ることに成功したという。